全ての人がおしゃれを楽しめるデザイン!ユニバーサルファッションとは?

【おしゃれ】ユニバーサルファッションについて

すべての人にファッションを楽しむ権利があります。しかし、中には加齢による体型の変化や身体機能の低下、障がい、病気などにより、自分の好きなファッションを諦めてしまっている方も多くいるのではありませんか?アパレル業界では、すべての生活者がファッションを楽しむために衣服のユニバーサル化を進めています。

こちらでは、ユニバーサルデザインの考え方やユニバーサルファッションの始まりから現在まで、ユニバーサルファッションが目指すものについてご紹介いたします。

【おしゃれ】だれもが楽しめるユニバーサルファッション

お気に入りの服や人気ブランドの服を着ただけで気分が上がり、ちょっとした外出も楽しくなるものです。しかし、加齢による体型の変化や身体機能の低下、障がい、病気などにより、好きな服を選べないという方は多くいらっしゃいます。年齢や障がいによっておしゃれを楽しめないという方の悩みを解決するのが、「ユニバーサルファッション」です。

こちらでは、「ユニバーサルデザイン」の考え方やユニバーサルファッションの始まりから現在までについてご紹介いたします。

【ユニバーサルファッションでおしゃれを楽しむ】「ユニバーサルデザイン」の考え方

クエスチョンマーク

ユニバーサルデザインとは、もとから全ての人が使いやすいようにデザインされているもののことです。混同されやすいものとして、バリアフリーデザインがあります。

これはデザインされているものの不便さ(バリア)を取り除くことであり、もとからバリアが存在することを前提としています。そのため、ユニバーサルデザインとバリアフリーデザインはまったく違うものです。

「ユニバーサルデザイン」という言葉を最初に提唱したのは、アメリカノースカロライナ州の建築家であり、工業デザイナーのロナルド・メイス博士です。彼は、ユニバーサルデザインには、以下の7つの原則があるとしています。

公平性

身体的・心理的に使う人を選ぶことなく、だれでも公平に操作できるもの。

自由度

例えば、右利きの人でも左利きの人でも思い通りに使えるなど、使う人の能力や好みに合わせて自由に使い方を選べるもの。

単純性

ひと目見ただけですぐに使い方が理解できる、わかりやすい作りのもの。

明確さ

使う人の知りたいことがわかりやすく、丁寧に説明されているもの。

安全性

使用時に事故の心配がなく、仮に使用を間違えても重大な結果にならないもの。

持続性

少ない労力で効率的に、体力のない人でも楽に使えるもの。

空間性

使う人の体の大きさや姿勢、動きに関係なく、楽に使いこなすことができる大きさ、広さがあるもの。

ユニバーサルファッションはユニバーサルデザインと一緒で、だれもが幸せで豊かな生活を送ることができるような社会や環境を提供すること、またはそのような状況を作ろうというものです。

ここで注意してほしいのが、「ユニバーサルデザインそのものの概念をファッションに取り入れたもの=ユニバーサルファッション」というわけではないということです。ユニバーサルファッションは、だれでも着たいものが着られるような社会を目指す精神を具体化させる「システム」であるということです。

【おしゃれ】ユニバーサルファッションの始まりから現在まで

ユニバーサル化

年齢により腰や背中が曲がると、着崩れして背中が見えてしまいますし、障がいや病気などにより関節の動きが悪くなると、服の着脱が大変です。また、筋力の低下やこわばりなどにより、トップスやボトムスのボタンが留められないという不便を感じることもあるでしょう。

このような年齢や障がいなどに関係なく、だれでも自由におしゃれを楽しむことができるのが「ユニバーサルファッション」です。

建築業界、都市空間やそれを取り巻く設備などに関して使用されていた「ユニバーサルデザイン」という概念が衣生活面にも受け入れられ、ユニバーサルファッションという言葉が生まれました。ユニバーサルファッションという言葉は平成8年に始まり、当時カネボウファッション研究所に在籍していた鈴木淳がユニバーサルファッション協会を立ち上げました。

ユニバーサルファッション協会では、年齢、体型、サイズ、身体の機能、障がいなどに関わりなく「すべての」生活者がファッションを楽しむために、業界全体で取り組むことを提唱しています。

近年ではパリコレやロンドンコレクションなどの大きなファッションショーでも、ユニバーサルファッションを意識したものが見られるようになりました。中国においても、「国際高齢社会シンポジウム」の際に、上海白酔池でユニバーサルファッションショーが開催されました。ユニバーサルファッションをメインとしたトップスやボトムスなどを扱うブランドもあり、日本だけではなく世界でもユニバーサルファッションは広がりつつあります。

日本は高齢化が進んでいることから、年齢や障がいの有無に関係なくすべての生活者がおしゃれを楽しめる衣服のユニバーサル化はさらに進んでいくことが予想されます。

【おしゃれ】ユニバーサルファッションとは

アパレル業界で進められている、ファッションのユニバーサル化。そんなユニバーサルファッションが目指すものとは。こちらでは、ユニバーサルファッションの目指すものについてご紹介いたします。

また、服装一つでどのように意識が変わるのかもご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。

【おしゃれ】ユニバーサルファッションの目指すもの

縫製用の糸

今の衣服展開は、いわゆる「標準サイズ」が中心です。この「標準サイズ」は標準的な体型、健常者、若者を対象としたものであり、サイズが大きい人や小さい人、加齢や障がいなどによって身体的機能に制限がある人などは標準サイズの対象者に入りません。

つまり、ユニバーサルファッションの概念である「すべての人が快適に生活できるファッション環境」がまだ実現できない現実が存在しているということです。

ユニバーサルデザインやユニバーサルファッションが目指すのは、年齢やサイズ、提携、障がいに関係なく、すべての人が自由に好きなファッションを選べる豊富な選択肢が用意されている社会作りです。

これを実現するためには、特定のデザイナーやブランドだけが取り組むのではなく、アパレル業界全体が取り組む必要があります。

【ユニバーサルファッションでおしゃれを楽しむ】服装一つで意識が変わる!

つまんだハートマーク

「お気に入りブランドの服を着ると気持ちが明るくなる」「自分に似合う服を着ると自信が持てる」という方は多いもの。こういったファッションによる気持ちの変化は、研究によって証明されています。

イギリスにあるハードフォードシャー大学のカレン・パイン教授が行った研究で、自信が持てる服装とそうでない服装でテストを受けたところ、点数に大きな差が出たという研究結果があります。つまり、私たちは着るものによって性格や行動を変えることができるということです。

自分に自信がつけば、毎日の外出が楽しくなりますし、人と積極的に話してみようという気持ちにもなります。

着るものによって他人に与える印象も大きく変わるため、人生の満足度を高めるためにもぜひ自分に合ったファッションを見つけましょう。

進化するユニバーサルファッション、OHK

ファッションは着る人に自信を与え、前向きな気持ち・行動へ導いてくれるものだからこそ、年齢や障がいなどに関係なく、だれでも自由におしゃれを楽しむことができる「ユニバーサルファッション」に注目が集まっています。

ユニバーサルファッションやオーガニックなナチュラルファッションに興味があるという方は、レディースファッションブランド・OHKをご利用ください。OHKは、専門的スキルを持った理学療法士の発案から生まれました。

理学療法士自身の豊富な経験だけでなく、片麻痺の方や利用者と会話をしたり、実際に着用いただいたりと課題を共有して、その意見をもとに制作したトップスやボトムスなどのレディースアイテムを豊富に販売しています。

例えば、ジャケットやブラウスには片手でも留め外しがしやすい「舟形ボタン」を採用し、ゆったりとしたアームホールで肘と肩を通しやすいデザインになっています。また、ボトムスはウエストに紐を施しているため、片手でたくし上げられるようになっています。

他にも、随所に工夫を施しています。

生地には「インド綿」としておなじみの、インドの天然コットンで織られた生地を採用しており、吸湿性と速乾性に優れているため、季節を問わずに快適に過ごすことができます。

片手で着られる機能性と着心地の快適さ、さらにファッションを楽しむワクワク感を詰め込んだレディースアイテムを豊富に販売しています。障がいを持っている人も、持っていない人も、リラックスして気軽に着られる。地球にも人にもやさしい日常着。それがOHKです。

ユニバーサルファッションでおしゃれを楽しむなら、おしゃれな服を販売するOHKへ

販売業者 株式会社ホリデー商店
サイト名 OHK
運営統括責任者 川尻 健市
所在地 〒158-0083 東京都世田谷区奥沢6丁目19-22 自由が丘ロイヤルハイツ401
TEL 03-6805-9804
メールアドレス info@ohk.tokyo
営業時間 10:00〜17:00
定休日 土曜・日曜・祝日
URL https://www.ohk.tokyo/